見てきました

2016/10/04 20:09

　６時起床、１５℃で晴れ、日中も同じような気温で推移しました。かなり強い北西の風が吹いていたのは、台風１８号とはまったく関係なく、オホーツク海にある発達した低気圧のせいです。

　そろそろ楽団の事務局として、来春の定期演奏会に向けた仕事を始めなければなりません。チラシやポスターを作る前に、市と市教委に後援していただくための申請書を提出します。

　必要な書類をコピーするために、山の下に降りました。ついでに、喫茶店のマスターから話を聞いていた「夕張鉄道（ユウテツ）」の痕跡を探しに空知管内南幌町に行くことにしました。

　何をするための建物なのかよく分からないけれど、南幌町の街の中に５階建ての円形の塔（ビューローと呼ばれている）が建っています。もしかしてと思って尋ねてみました。

　管理人さんは「この建物は鉄道施設とは全く関係ありません。けれど、見晴らしが良いので、廃線になった線路跡がみえますよ」と５階まで案内してくれました。

　確かに道路を斜めに横切るような倉庫が見えます。駅前にあった倉庫群は、そのまま改築したようで、道路の方向と違って、斜めに並んでいました。

　「役場に行けば詳しく分かるかも知れません」と言われて、町役場まで行ったら「ここにはそういう資料は残っていませんが、裏にある生涯学習センターにあるかも」ということで行きました。

　廃校になった小学校を利用した施設で、資料館になっていました。ありました、思っていたよりも沢山の夕張鉄道に関する貴重な資料を見せていただくことが出来ました。

　夕鉄は１９２６年に栗山と新夕張間で開業し、１９３０年に函館本線の野幌駅まで延長となり、沿線の農産物や石炭、お客さんを運んでいたけれど、１９７５年に廃線となったそうです。

　私は熱心な鉄道ファンではありませんが、幼い頃に、旭川市の宗谷線のすぐそばに住んでいたので、蒸気機関車が貨車や客車を牽く姿を間近に見てきて、多少その気があります。

　今日は良いものを見せていただいて、満足のいく一日でした。楽団の事務局の仕事も急がなきゃ。